【ご質問】業者はあんなわずかな時間で返済能力を判断できるの?

Q.先日、キャッシングを利用しようとして審査を受けたんです。個人情報とか、必要事項を記入して提出するだけでしたけど、やってみるとけっこうアッサリしていたものでしたね。審査結果も一時間程度で教えてもらえました。

結果は、一応融資可能にはなったんですが、僕が希望していた額には届きませんでした。ちなみに僕は営業職をやっていて、年齢は20代半ばです。僕が希望していた額は、僕の返済能力では危険と判断されたようです。その判断に異議を唱えるつもりはありませんが、業者さんはあんなわずかな時間でどうやって返済能力を判断しているんでしょうか?

A.業者もプロだからね。人を見る目、というか「お金を返せそうな人」を見る目はあるってことだよ。そうじゃなかったらとっくに貸金業としてやっていけずに倒産しているだろうしね。アコギな商売でぼろ儲けしているようなイメージがあるかもしれないけど、けっこう貸金業も厳しい世界なんだよ。

どういう審査をやっているのかについて、厳密にはわからないなぁ。実際にやっている審査は企業秘密ってところもあるだろうし、業者によっても微妙に違うだろうしね。審査時間が早いのはそれだけ顧客満足度や回転数を上げるためだと思うよ。業者も生き残りで必死だからね。お金を返せそうにない顧客を確実に足きりしつつ、いかに審査を速やかに終わらせるかという点については必死にならざるをえないということさ。

実際にやっている審査については業者によってもバラつきがあると思うけど、一つの例としてこういうものを紹介しておこう。「お金を返せそうな人」を見分ける審査というと、いかにも人間性の高そうな人を感覚で見分けているように感じられるかもしれないが、意外と数学的にそういう人間をはじき出している例があるんだ。

それと言うのも、貸金業者も営業年数が長いと、自社の顧客のデータだけでもけっこうな数に上ることになる。そのとき、どういうステータスを持っている顧客が、どういう返済を行なったかについての統計的な分析が可能になるんだよ。こういうステータスの顧客は比較的優良、逆にこういうステータスだと返済が滞りがち、とかね。

そんなの嘘くさいと思うかもしれないけどね、人間っていうのは環境によって行動に影響を受けることも往々にしてある存在だ。ステータス、つまりはその人がどういう環境にいるかに注目し、十分なデータ数が揃えば、そういう環境にいる人が取りがちな行動についての傾向が明らかになってくるんだよ。

もちろんこれは「傾向」であって、そういう環境にいる人が絶対にその行動を取ると決まっているわけでは全然ない。だからあくまで参考にしかできないんだけれど、その環境の中にいる人10人中9人までが似たような行動を取る傾向があるとわかっていれば、そういう環境にいる新たな人が現れたとき、傾向通りの行動を取ることは十分に予想される。金融機関は貸付審査のとき、こういう統計的データからも「お金を返せるか否か」という点を判断しているんだ。どうだい、けっこうおもしろいだろう?

まあさっきも言ったけれど、これはあくまで一例だ。すべての業者がこういう統計的なデータを参考にしているとは限らないし、参考にしていたとしてもどこまで参考にしているかも差があると思うが、短時間の審査で少しでも確実に返済能力を判断する方法として、こういうものも活用されているということなんだよ。

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